動画広告のコンバージョン計測の仕様を把握できていますか?

2021.02.20
最終更新日 2021.02.20
動画広告のコンバージョン計測の仕様を把握できていますか?

数年前までは動画広告=認知施策として位置付けられており、動画広告からは直接的なコンバージョンの獲得は繋がりにくいという認識が一般的でした。

ただ2018年にYouTube広告で「TrueViewアクション」がリリースされるなど動画広告でもコンバージョン獲得向けのメニューが出始めたこと。そして2020年のコロナ流行の影響もあり動画サービスが瞬く間に生活の中に浸透したこともあって、動画広告を目にする機会が以前よりも大きく増えたこと。

これらの影響によって、いまでは動画広告からも当たり前のようにコンバージョンが獲得できるようになっています。

そのため最近では動画広告を活用した施策を展開している広告主も増えていますが、検索広告やディスプレイ広告とはコンバージョン計測の仕様が異なるため、以下の理由で困惑している方もいるのではないでしょうか。

よくある疑問・悩み
・管理画面上のコンバージョン数が、実際の申し込み件数よりも多く感じる
・Googleアナリティクスのコンバージョン数と、管理画面上のコンバージョン数が合わない

そこでこのページでは、各媒体別に動画広告のコンバージョン計測の仕様をまとめました。是非参考にしていただければと思います。

動画広告におけるコンバージョン計測の注意点

なぜ、動画広告のコンバージョン数が多く感じるのか。これはひと言でいってしまうと、『動画広告の場合、ビュースルーコンバージョンもコンバージョン列にカウントされてしまうから』です。

動画広告では、クリックベースのコンバージョンだけではなく、動画を視聴したユーザーが後日コンバージョンに至った場合もコンバージョン列にカウントされてしまうのです。

え、どういうこと?と思われる方もいると思いますので、媒体別のコンバージョン計測について詳しくみていきましょう。

動画広告におけるコンバージョンの計測について

YouTube広告の場合

YouTube広告では、以下の二つがコンバージョン計測の対象となります。

YouTube広告のコンバージョン計測の仕様
・リンクをクリックしてからコンバージョンした(デフォルトの計測期間は30日間)
・動画を10秒以上視聴したユーザーが、3日以内に何らかの経路からコンバージョンした

YouTube広告を始めたばかりの方は、前者のみがコンバージョン計測の対象だと思っているかもしれませんが、YouTube広告では後者もコンバージョン計測の対象となります。そのためリンクをクリックしていなくても、10秒以上視聴したユーザーが3日以内に何らかの経路からコンバージョンに至るとコンバージョンにカウントがされるため注意が必要です。

また、業種や商材によっては検討期間が長いものもありますよね。3日以内では短すぎるといった場合には、Googleのサポートチームに問い合わせることで期間を変更することができますので覚えておきましょう。

ちなみに動画の視聴が10秒未満のユーザーがその後コンバージョンに至ると、「ビュースルーコンバージョン」の列にカウントがされます。

Yahoo!動画広告の場合

Yahoo!動画広告もYouTube広告と同様に、視聴ユーザーもコンバージョンの対象となります。

Yahoo!動画広告のコンバージョン計測の仕様
・リンクをクリックしてからコンバージョンした(デフォルトの計測期間は30日間)
・動画を10秒以上視聴した後、1日以内に何らかの経路からコンバージョンした

ただし、YouTube広告とは異なることが後者の場合には「1日以内」となっていることです。この動画の視聴からコンバージョンが発生するまでの期間は、コンバージョンの設定画面から1日~30日のあいだで自由に編集できます。

Facebook・Instagramの動画広告の場合

Facebook・Instagramの動画広告は、以下の二つがコンバージョンの対象となります。

Facebook・Instagramの動画広告のコンバージョン計測の仕様
・リンクのクリック、または何らかのアクション(いいねやシェアなど)から7日以内にコンバージョンした
・広告が表示されてから1日以内に何らかの経路からコンバージョンした

前者について、元々は7日間ではなく28日間がデフォルトとなっていましたが、2021年1月19日に仕様が変更され、現在では7日がデフォルトの設定となっています。

Googleアナリティクスでもコンバージョン計測しよう

この通り、YouTube広告とYahoo!動画広告では動画を視聴したユーザーもコンバージョン計測がされてしまうことで、実際のクリックベースのコンバージョンよりも管理画面上のコンバージョン数が多くなってしまいます。

そのためクリックベースのコンバージョンに対するCPA(獲得単価)が管理画面上では把握することができないため、パラメータを付与した上でGoogleアナリティクスでも計測することをおすすめします。

Googleアナリティクスはラストクリックでコンバージョンをカウントするため、クリックベースのコンバージョン数を把握できるようになります。

動画広告の『成果』はどのように判断するべきか?

動画広告を対策する上での目的によっても成果は異なりますが、コンバージョンの獲得のために動画広告を展開している場合には、やはり「コンバージョン数」と「CPA」のこの二つが成果の良し悪しを判断する判断軸となるといえます。

特にリターゲティング系の広告メニューに力を入れている会社の場合には、管理画面上の動画広告のコンバージョン数が多くなる傾向がありますので注意が必要です。管理画面上の数値を参考にしつつも、クリックベースで成果が出ているのかどうかもしっかりと見極めることが重要となります。

ポイント
管理画面上の「コンバージョン数」と「CPA」だけでなく、
クリックベースの「コンバージョン数」と「CPA」も把握する

また、動画広告の影響によってどれだけ指名検索数に変化を与えたのかを知りたいという方も多いと思いますが、YouTube広告なら数値を確認することができますのでご紹介します。

Googleの「指名検索数」の変化を確認する方法

YouTube広告では動画の視聴者をオーディエンスリストとしてリスト化することができます。

このリストを、指名検索用のキャンペーンの広告グループを対象に、モニタリングとして追加をすることで動画の視聴者の検索数やクリック数、コンバージョン数などを計測できるようになります。

手順
①広告用の動画の視聴者をオーディエンスリストとしてリスト化する
②指名検索用のキャンペーンの広告グループを対象に、作成したリストをモニタリングで追加する

YouTube広告を配信している方は是非対策してみることをおすすめします。

さいごに

動画広告におけるコンバージョンの計測の仕様が、検索広告やディスプレイ広告とは異なることがおわかりいただけたかと思います。

特にYouTube広告とYahoo!動画広告では、クリックベースだけではなく動画視聴後のコンバージョンもカウントされてしまうため注意しましょう。少しでも参考になれば幸いです。

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